モンハン初心者がモンスターハンターワールドに勝手に期待して幻滅した話
話題のモンハンWをやってみました!
オープンワールドは大好物なのですごく期待してたのですが・・・
しかし挫折…!!
グラフィックは綺麗だし、キャラメイクもスゴイし、モンスターもかっこいい、
世界観もよい、なのに挫折っ!その理由は
ゲームのメタ的な要素についていけない&合わなかった
です。愚痴がてら書いてみたいと思います。
ゲーム性のメタが壊すリアリティと没入感
このゲームを始めた時に世界観や設定、グラフィックには感心しました。
もっとこのゲームを知りたい、見たいと思わせる魅力が詰まっていると思います。
モンスターの動きや生体も凝っていて、没入感たっぷりにゲームに入り込めます。
最初は。
でもこのゲームが所詮ゲームだよ、って思い出させることが多すぎる!
もちろんゲームなのである程度はお約束要素はあっていいんですよ。
アイテムが見た目よりたくさん持てるとか、傷が薬草で回復するとか。
ミッションクリアで主人公がポーズを取ってキメてる間にモンスターに襲われ続けてる間抜けな絵面とか、それは別にいいんです。
でも狩の時間制限や素材の入手に関して非常に不満。
まず時間制限
目の前で殴ってるトラックよりも大きい大型モンスターが時間ですって言う理由で消える。お嬢様かてめー。ついでにそれまでそのモンスターを追い回すことに費やしたリアル時間も消え去る。がっかり。
素材の入手量
象より大きいモンスターを倒して取れる素材が少なすぎる。
RDRでもこういったことは萎える要素に感じましたが、向こうはあくまでサブ要素なので受け入れられました。
でも狩がメインのコンテンツでこれはガッカリ感が強かった・・・
目の前に塊の、牛3頭分ほどの恐竜があるのに入手できるのは生肉2個。
あるいは鎧一つも作れない程度の皮素材。
まあこれだけならゲームとして受け入れられなくはないのですが、周回作業になったときの虚無感が強くて無理でした。
逆に部位破壊で入手できるアイテムが増えるとかは受け入れられましたが。
多少のウソは喜んで受け入れるものです。
砂場に線を引いてここがキッチンです、って言われても受け入れる程度の遊び心はあるんですが、あくまで自分にとって楽しい嘘だから受け入れられるわけです。
楽しい嘘の連続だから没入感が生まれて、その世界に入り込める。
逆に楽しくないメタ要素は自分にとって受け入れる理由がない。
上記の要素はあんまり楽しい要素じゃなかった。
製作のゲームバランスの都合に感じてゲームの中から現実に引き戻されてしまった。
結局モンハンは他のオープンワールドとは違い、没入感よりも他者との協力プレイによる高揚感を重視した設計のゲームなんだと気付きました。
(マルチやってないんですが、予想。昔からのファンは実際そっちの楽しさを期待してるからこその高評価なんだということは理解できます。
私が買うゲームを間違っただけ。)
でもソロプレイを期待した私にとっては、ガワだけオープンワールドのゲームって印象になっちゃいました。
さよならモンハン。短い間だったが楽しかったよ・・・
こうして欲しかった
ということでゲームのバランスの都合でプレイヤーに不愉快なメタを導入することが必要な場合、それをなっとくさせる上手な嘘が欲しいと思います。
大きいモンスターを倒して素材が少しなのは拠点のほかの人にも渡してるからだとか、時間制限にもなんらかのプレイヤーを納得させるウソが欲しい!
「これはそういうゲームだから」
っていうのは没入感が重要なオープンワールドには向いてないんですね。
設定とか、プレイヤーをうまくその気にさせる嘘が、ストーリーが重要なんだなーと初めてのモンハンに挫折しながら感じました。
その点ロックスターのゲームはよく出来てるなあと感心しなおしたり。
RDRの最新作まだかなー。
おしまい