スト５は２０１８年になっても圧倒的に失敗作のクソゲーだった
アメリカ、ラスベガス。
夏のEVO２０１８で熱い戦いを見せてくれた日本勢プロゲーマー達。
彼らに感化され、私は先日2度目のストリートファイター５の購入に踏み切った。
ストリートファイター５がクソゲーであるというのは結構有名な話だ。
「失敗作」「ゴミ」「プロのためのゲーム」
Amazonレビューにはそんな文字が躍る。
ヤフー知恵袋には容赦のない質問もある。
しかしAmazonレビューなどあてにはならない。
ヤフー知恵袋なんてもってのほかだ。
自分の腕が足りないのを棚に上げた初心者が、
うっぷん晴らしに低評価を付けているのかもしれないからだ。
確かに２０１６年のスト5のスタートは順調ではなかった。
・つながらないマッチング
・重すぎる処理、長すぎるロード時間
・不細工な粘土細工のようなキャラクター
・致命的なラグの問題
などの不具合を抱えていたこのゲームが、
低評価になるのは避けられない事であった。
だが近年のゲームは発売時が完成形ではない。
そこから進化する。育つ。
酷評の嵐から3年。スト5は何回ものアップデートを重ねた。
それはゲームが着実にレベルアップをしていったことを意味するはずだ。
実際、プロの配信を見ていてもそんなにラグはなさそうに見えたし、
ロード速度もかなり改善したように見えた。
「オレも上手くなってプロと遊びたい！」
いろいろな意味で無謀にもそう思った私は
PS４セールで半額ということもあり、スト5を購入した。
だがこれは少々決断であった。
実は、私は２０１６年にスト5を一度購入しており、あまりの酷さにぶち切れてゲオったことがある。あの時「2度とカプコンと小野（敬称略）には騙されないぞ」と固く誓ったものだ。
しかし今
あの時失った８０００円にゴメンを言い、私は誓いを破ることにした。
購入、ダウンロード版・・・っ！
今度は中古で売ることもできない
しかし後悔はなかった。
EVOを見た余韻に浸って格ゲー熱が燃え上がっていたからだ。
始めは順調だった。
味気ないインターフェイスやダサいグラフィックも仕方がないと目をつぶった。
配信で見慣れていたので耐性もややあったかもしれない。
そうして、私はスト5が一応ゲームの形にはなっていることに気が付いたのであった。
スト5は操作自体は割と簡単なのが良いところだ（マジで）
トレモを少しやれば一応はオンラインに乗り込めるのは良かった。
トレーニングモードの充実は半端じゃなく、格ゲー最高クラスと言っていいだろう。
対戦のロードも昔とは比べ物にならないほど早くなっており、
ラグも若干和らいだように感じた。
「よし、このゲームをやりこんでみるか」
1日目はそう思った。
2日目、3日目、トレモと対戦を繰り返してなんとかゴールド帯までたどり着く。
私のへぼい腕ではこれでも頑張った方である。（てかみんなつよい）
こっから知識を増やしていき、プラチナ、ダイヤへと進んでいきたいな。
という願望さえ芽生えた。
あの時までは。
あのキャラと対戦するまでは。
フ ァ ル ケ ！！
なーーーーーーんだよこのモーションは（泣）
あんまりだろこんなの ⇓
一応ひどいという評判くらいは知ってたんです。
配信でも見たことはあるし。ジャスティンとか石油王とか使ってたよね。
だが一度実際に対戦すると愕然。
3流メーカーのクソゲーから飛び出してきた無名のキャラが
ストリートファイター５に殴り込み！
そんなキャッチコピーすら頭に浮かぶほどクソ。
こいつ！成長するどころか劣化してやがる！
また、さくらもひどかったです
拾いものですが４と５の比較
上が４で下が５（最新版）
伝わりにくいかもしれないですが、めっちゃ不自然なんですよ５のサクラの動き！
分かんないかな～・・・
なぜこんなインディーズクオリティなキャラを出したのか？
理由は分からないが、推察するにシーズンパスの存在がある。
シーズンパスとは「１年に５キャラ追加するから、３０００円払え」
というカプコンのアプデ商法のことである。
これは裏を返せば、「１年に５キャラを必ず追加する」
というカプコンからのユーザーへの約束でもある。
だがスト５はご存知不評の荒しで、資金的に厳しくなっているのは想像に難くない。
そこで「クオリティを下げて数合わせだけしておこう。」
そう考えたのではないか。
もちろん真偽は定かではないのですが、
白けました・・・
「このゲームともう付き合いたくない。」
そう思い出してからは
他のキャラとの対戦も一気につまらなく感じるようなり
私はそっとスト５をアンインストールした。
これで私は、
２０１６年から合計して１万円弱をカプコン、スト5につぎ込み
合計２週間も遊んでいない事になる。
２度とカプコンのゲームは買わないと誓った（３年ぶり２度目）
なぜそこまで白けるのか？
これを見ても気にならない人、無視できる人はいるだろう。
おそらくその人たちは
スト５に対戦ツールとしての機能を求めてる人たちなんだと思う。
スト５のアートワークの出来不出来よりも
友達とちゃんと遊べるかどうかが重要な人たちにはこれは問題じゃないんだろう。
缶蹴りの缶がその見た目よりも蹴りやすさが重要なように・・・
実際
対戦ツールとしてみれば、それでもスト５はまあまあ良いゲームだと思います！
手軽に触れて、トレモも充実してる。ロードもまあまあ早い。
軽く友達とも遊べるし、（たぶん）奥深さもある。
言いたいのは
（個人的には）エンターテインメントとしては完全にダメ
と感じたってことです。
アートセンスの欠片もない。と感じたわけです。
私は結局、
「この手抜きゲームを私のPS４のハードディスク内に存在させておくことが許せないいいい！！」と奇声をあげながらアンインストールしました。
（一部誇張があります）
ファルケ（やさくら）と対戦して感じたことは
私が求めていたのは対戦ツールではなくて
昔のカプコンのゲームのように隅々まで製作者の気合を感じられるようなゲームをやりたかったんだなあと。
そんなところまで細かく作ってるんだ、という感動とか感激が欲しかった。
ないものねだりかもしれないが、
ゲームに作品としての魅力があるからこそプレイしたいと思うタイプなので…
他にもこんな使いまわし疑惑もあったり・・・
昔話になってしまうが、その点スト４は結構よかった。
セービングの炭の演出はカッコよかったし３Dモデルも新鮮だった。
アーケードモードはセルアニメーションが付いていて
コンプリートしてやろうという気持ちになった。
例えばスト２ではキャラ毎に印象的なステージがあった。
エドモンド本田なら銭湯に土俵とか。
キャラ、ステージ、音楽。すべてが一つになって
エドモンド本田というキャラを作り上げていた。
さらに昔話になるが、
ジャスティス学園ではもはや格闘ゲームモードよりもADVが本編だし
CVSでは、あまりに豊富すぎる掛け合いや、お祭り気分を楽しめるステージなどすべてが見事だった。
私が格闘ゲームに感じたワクワク感は、
上記のように対戦とは別のところであったために
スト5というゲームとミスマッチが起きたのだろう。
そのことを自覚できたのは良かった。
でも
「マーケティングや効率なんか知るか！こだわりたいところにこだわる！」
と言わんばかりのカプコンのデザイン班はもういないのかなあと考えると
すこし寂しいが。
実はスト５にも豊富な周辺要素はある。
無駄に長いストーリーモードと酷評されているサバイバルモードである。
（両方すごくつまらなかった）
正直開発リソースの無駄遣いじゃないかなーと。
というのも、言われて作りました感がありありのクオリティの低いものだったので。
そんなところに金をかけるくらいなら、
純粋な対戦ゲームとして打ち出したコンセプトを補強する意味でもUIを改善した方がいいと感じました（個人的感想です）。
技術的には難しい事をやっているのかもしれないが
なんとなくお役所仕事だな。
というのが総じてのスト5の感想です・・・
人によってクソゲーの定義は様々でしょうし、
ちゃんと動けばクソゲーではないという人もいると思うので
あまり酷評するのもどうかと思います。が・・・
個人blogで位は言いたいことを言いたいので言わせてもらいます
私にとっては出来の悪い工業製品みたいなゲームはクソゲーなのです・・・
なので、ここではっきりと自分の意見として
スト５はクソゲーだと言わせていただきたいと思います！
スト５クソゲー！！！！
うおおおおおおおおお！！！
つまんねえええええええええ！！！！！
（あとガイルうぜええええええ）
うおお・・・
（でもプロシーンは好きなので配信はこれからも見る）
3日後の追記：
メンタルを整えて再インストール！
せっかく買ったし、ファルケは見なかったことにして
ポチポチ遊ぶくらいはしようかなと思います
ちなみにクソみたいなアートワークと
格ゲーにしては豊富な対戦相手が待っているスト5はこちらから買えます！
※
ちなみにアプデ後プレイフィールは少しマシになったかも、
ということで記事を書きましたことを報告しときます
