Jamiroquai - Virtual Insanity 和訳と解説
久しぶりに聞いて熱が入ったのでそのまま和訳してみました。
免責:
私はプロじゃないんで内容には責任を持てません(´ω`*)
あくまで個人的解釈ということで♪
和訳
Oh yeah, what we're living in (let me tell ya)
この世界について(語らせて)
It's a wonder man can eat at all
なに、簡単な真実さ(食べちゃえるくらい)
When things are big that should be small
くだらないこと程、大袈裟に語られるこの時代
Who can tell what magic spells we'll be doing for us
僕たちに魔法の言葉を教えてくれる人はいないんだ
And I'm giving all my love to this world
だから僕が、この愛を捧げよう。この世界に。
Only to be told
どうしてもって言うならね
I can't see
見えない
I can't breathe
I can't breathe
息もできない
No more will we be
終わりさ
And nothing's going to change the way we live
誰も現代のライフスタイルを変えられない
'Cause we can always take but never give
僕たちはいつも、奪うだけで与えない
And now that things are changing for the worse,
今、それが事態を悪くしてる
See, its a crazy world we're living in
見て、僕たちの住む狂った世界だよ
And I just can't see that half of us immersed in sin
僕だって分からないさ。なぜ罪深き人類に
Is all we have to give these
それでも与えなければならない理由は
※
Futures made of virtual insanity now
ヴァーチャルな狂気に作られた未来 それが今この現実で
Always seem to, be governed by this love we have
僕たちは常に支配されているんだ
For useless, twisting, our new technology
Oh, now there is no sound for we all live underground
もはやここには、音楽すら存在しないんだ
And I'm thinking what a mess we're in
なんて汚い所に僕たちは住んでるんだろう
Hard to know where to begin
どこから始めればいいのかすらさっぱりだ
If I could slip the sickly ties that earthly man has made
このネクタイって言う、前世紀の遺物を捨てることができればなあ
And now every mother, can choose the color
現代では、すべての母親が生まれてくる子供を選べるんだ
Of her child
色もね
That's not nature's way
それは自然の摂理に反してる
Well that's what they said yesterday
って昨日まで言ってませんでした?
There's nothing left to do but pray
もはや祈るしかないね
I think it's time I found a new religion
新しい宗教を見つける時が来たのかなあ
Whoa, it's so insane
ワオ、非常識だよねそんなの
To synthesize another strain
新種の人類を合成するなんて
There's something in these
でもまったくのデタラメかな?
Futures that we have to be told
そんな未来の話は
※
僕は知ってるんだ
ああ、この世界は変わらなきゃダメなんだ
耐えられないんだ、この非現実さに
ヴァーチャルインサニティに
※
※
※
ヴァーチャルインサニティ
ヴァーチャルインサニティ
ヴァーチャルインサニティ
ヴァーチャルインサニティ
それがこの世界なんだ
歌詞の(自分なりの浅い)解説 ⇓
Virtual Insanity(ヴァーチャルの狂気)
一見意味不明ですが、
1996年当時の空気感の解説として重要なワードがあります。
「コンピューター」「ネット」
これらの発展がすさまじいのがこの時代で
ゲームなんかもドット絵から3Dと変化がものすごく早かったですよね
そんな中、
「このままコンピューターが発展していったらどうなるのか」
「コンピューターに支配されるんじゃないか」
「そもそもこの僕たちの生きる世界は仮想空間なんじゃないか」
という不安や願望が創作の世界の一つのテーマとしてあったのではないでしょうか。
それが創作として形になったものが
例えばこの歌の3年後の映画「マトリックス」だったり・・・
あるいはこの歌、Virtual Insanityだったり・・・
それを踏まえてみると、難解そうなこの歌の意味も分かる気がします
(なので、一部のネットの訳で、colorを人種と訳し人種間の交わりを
憂いてるような訳を見ましたが文脈的に違うと思いました。)
もっと大事なことがあるんじゃないかと呼びかけるというのが歌のテーマではないかと
のでその辺を踏まえてノリを重視しつつ和訳。
(間違いがあれば教えてね)